双子妊娠中に読んでおいた方がいい本を知りたい！
双子出産・育児に実際に役立った本を教えて欲しい！
- 双子のためのおすすめ本
- 安産のためにおすすめの本
- 育児のためのおすすめ本
- 知育のためのおすすめ本
hiyoko
この記事を書いている私は、2019年に双子の女の子を出産、現在子育て中。日々の育児で、私なりに工夫していることや、感じたことなどを発信しています。
私は2019年に一卵性の双子の娘を授かりました。
双子妊娠中はとにかく安静が第一。
お腹が大きくなり始めてからは、早産しないように、ほとんどをソファやベッドで寝て過ごす毎日でした。
時間はたくさんあったので、出産や育児に関する本をたくさん読みました。
初めての出産、育児。しかも情報の少ない双子出産、育児。
いつも本から得られる知識が頼りでした。
この記事では、私が双子妊娠中に読んで、実際にとても役立った本をまとめました。
双子に関する本に限らず、個人的におすすめだと思う本を色々と紹介していきます。
双子のためのおすすめ本
双子妊娠・出産・育児に特化した本です。
双子に関する本は少なく、貴重な情報源です。
「最新版 双子&三つ子ママの妊娠・出産・育児 (たまひよ新・基本シリーズ+α)」
医師の書いた本なので、多胎児の妊娠・出産について、正しい知識を得られます。
実際の双子・三つ子ママさんの体験談も多数掲載されているので、具体的なイメージも湧きます。
双子妊娠して最初に買うのにおすすめの本です。
元気に育っている多胎児たちの姿に元気付けられました！
ふたごの妊娠・出産・育児―もしもふたごを育てることになったら
デンマーク人の著者が、実際に双子を育てた経験から、書いた本です。
妊娠・出産・育児まで、考えられる様々な問題についてのアドバイスが書かれています。
特に私の印象に残ったのは、双子のアイデンティティーに関する記述です。
双子はいつも二人一緒に扱われるため、アイデンティティーを確立しにくいそう。
次のような解決策が挙げられていました。
- 聞き分けやすい名前をつける
- それぞれを名前で呼ぶ （✖️双子ちゃん、あなたたち）
- 鏡をそばに置く (子供たちがお互いの違いに気づく）
- それぞれの子が両親のどちらか（あるいは両方）を独占できる時間を作る
- 「私有物」を与える
この本を読んでから、これらを何となく意識しながら子育てしています。
安産のためのおすすめの本
双子の妊娠期間は大変です。
体も辛いうえに、子どもが無事に産まれるかわからない精神的不安も常につきまといます。
私が妊娠中に、とても力になってくれた本をご紹介します。
安産力を高める骨盤ケア
「トコちゃんベルト」の開発者、渡部信子さん監修の本。
安産のための骨盤ケアのやり方から、分娩の経過と過ごし方、産後の骨盤ケアまで、自分でできる体のケア方法がイラスト付きで紹介されています。
これらのコツを知っているか知らないかでは、お産のスムーズさや、産前産後の体の楽さに、大きな差が出ると思います。
先の見えない双子妊娠でも、すべてが運任せではなく、自分で努力できることがあるということが、心の支えになりました。
私は妊娠中、この本をお守りのようにずっと持っていて、さらしを巻いたり、無理のない範囲で体操をしたりして過ごしました。
双子を二人とも2500g超えて出産でき、産後の回復もスムーズだったのは、この本のおかげも大きいと思っています。
はじめての妊娠・出産安心マタニティブック
妊娠した日から出産日まで、一ページずつ毎日の胎児の成長と母胎の変化が書かれています。メモスペースもあるので、妊娠期間中の日記のようにも使えます。
私も検診の時の推定体重を書き込んだり、エコー画像を貼り付けたりして、オリジナルな一冊ができました。
この本をめくりながら、双子たちが一日でも長くお腹の中にいて欲しいと、祈るような気持だった日々がなつかしいです。
娘たちが大きくなったら見せてあげたい！
最新版 ソフロロジー出産 DVDつき
私は双子の自然分娩に挑戦して、結果的には緊急帝王切開になりました↓
予定帝王切開ではなく、自然分娩を考えていたので、出産の痛みへの恐怖心というのは常にありました。
そこで気になったのが、イメージトレーニングや呼吸法で、出産の痛みを和らげるソフロロジー出産法。
この本はDVD付きなので、自分で練習することができます。
第一子は自然分娩で出産しました。もちろん痛かったですが、深い呼吸と、陣痛がない時間のリラックスを心がけたおかげか、スピード出産の安産でした。
出産のイメージを変える！
陣痛の痛みを少しでもポジティブにとらえられます。
育児のためのおすすめ本
双子育児において、最初の試練は、睡眠時間がとれないことです。
赤ちゃんの睡眠メカニズムについて、妊娠中に勉強しておくことは、とても役に立つと思います。
なので、おすすめの育児本は、睡眠に関する本が多いです。
赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本
こちらも、「トコちゃんベルト」の開発者、渡部信子さんの本。
赤ちゃんを「まんまる」の姿勢にして寝かせると、すやすやよく寝てくれ、体の発達にも良いという内容です。
クッションなどでまんまる寝床を作る方法も書いてありますが、心配性の私は、「天使の寝床」という商品を買いました。
まんまる寝のおかげか、生後３ヶ月前から、夜は７時間ほど連続で眠ってくれるようになったので、とても助かりました。
冬だったので保温性もよかったです！
賢い子は1歳までの眠りで決まる
睡眠の大切さと、NAPSメソッドについて学べます。
NAPSメソッドは、科学的に証明されたヒトの体内周期活動に基づいて、子供を寝かしつける方法です。
簡単に言うと、赤ちゃんは起きてから90分後に眠くなるので、そのサインを読み取って、赤ちゃんが疲れすぎる前に寝かしつけます。
娘たちが生後半年くらいまでは、この理論はバッチリと当てはまり、本当に起きてから90分で眠いとぐずり始めました。
それを知って、手がつけられないほど泣き出す前に、早め早めに暗い静かな部屋に連れて行って、寝かしつけを心がけました。
おかげで、二人の赤ちゃんを同時に静かに寝かしつけられることも多かったです。
0歳前半の寝かしつけに、とても役立ちました！
【改訂版】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座
娘たちが生後半年を過ぎ、より活動的になってくると、起きたらミルクを飲ませ、90分後に寝かしつけるという方法は、当てはまらなくなってきました。
離乳食も始まり、赤ちゃんとの一日の過ごし方が、もっと複雑になってくる頃です。
その頃とても参考になったのが、ジーナ式スケジュール育児の本です。
赤ちゃんの月齢に合わせて、一日のスケジュールをどのように変化させていけば良いかが、詳しく書かれています。
もちろん、ぴったり本のスケジュール通りには行きません。
それでも、娘たちの様子を見ながら調整すると、二人がほぼ同じタイミングで寝起きしてくれるようになりました。
おかげで、自分の睡眠時間も確保しやすかったです。
堅苦しい感じのするジーナ式のスケジュール育児ですが、双子育児をぐんと楽にしてくれます。
夫が双子のお世話をする時も、スケジュールが決まっているので、頼みやすいです。
どんなに泣いている子でも 3秒で泣き止み3分で寝るまぁるい抱っこ（DVD付き）
初めての育児で、意外とわからないのが、赤ちゃんの抱っこの仕方。
赤ちゃんが落ち着いてくれる上手な抱っこの仕方が、写真付きで丁寧に説明されています。
ポイントを押さえて抱っこすれば、とても軽く感じます。
授乳やオムツ替えの時についても書かれているので、出産前に読んでおくと、おすすめ。
体がしっかりしてからですが、幼児の２人同時抱っこの方法も書かれています。
公園に行くようになってから、同時抱っこが必要なシーンも増えました。
赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ本
こちらはスキンケアの本。
肌トラブルの原因は乾燥。
生まれた直後から、全身を保湿ケアする重要性が書かれています。
赤ちゃんの沐浴方法や、服装についてもアドバイスが載っているので、とても参考になります。
アトピーなどの肌トラブルは、防げるものならば、防ぎたいです。
お風呂を出てすぐの保湿や、ミルクや離乳食の前後での保湿・・できることは我が家でも実践しています。
赤ちゃんは肌がとても弱いので、トラブルになる前のケアが大事です。
知育のためのおすすめ本
最後に、０歳から役立つ、おすすめの知育本を紹介します。
育児において必須ではないですが、知っていると、赤ちゃんとの生活がより楽しくなると思います。
0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児
生まれて直後から、４歳まで、子供の成長に合わせた語りかけのコツが順番に書かれています。その時に必要なページだけを読みながら、長く使える本です。
発達に合わせた、遊びや本も紹介されていて、知育に関してはこれ１冊あれば十分なのではないかと思うほどの良書です。
この本に書かれてある語りかけのポイントを挙げると・・・
- 静かな環境であること。
- 赤ちゃんが注意を向けている物について語りかけること。
- 短い文で。擬音語や擬態語をたくさん使って。
などです。
私も、娘たちが０歳の頃から、この本を参考に、たくさん語りかけをしました。
そのおかげか、１歳前から意味のある単語を言い始め、１歳半で２語文、2歳前には文章を話し始めました。
言葉への理解がどのくらいあるかで、２歳前くらいからの双子育児の大変さは随分変わってくるのでは、と思います。
双子育児を楽にするためにも、０歳からの語りかけは大切です！
0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!
モンテッソーリ 教育は、イタリア人の医師・教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法。
モンテッソーリ 教育を受けていた著名人も多く、現在注目されている教育法です。
日本では、モンテッソーリ 教育を取り入れている保育園や幼稚園はまだ少ないです。
この本では、家庭で実践できるモンテッソーリ教育のアイディアが年齢別に紹介されています。
モビール作りや、おもちゃの飾り方など、０歳から実践できる内容も紹介されているので、産まれてすぐに活用できます。
手作り教具についてもっと詳しく知りたい方は、同じ著者が書いたこの本もおすすめです。
月齢・年齢ごとにどのような能力が育つか、発達の目安シートも参考になります！
0歳児の心の秘密がわかる本―赤ちゃんて、どうして泣きやんでくれないの?
０歳児がどのように外側の世界を認知しているのかが、段階的に説明されています。
まだしゃべらない０歳児が、どんな世界に住んでいるのかを垣間見せてくれる本。
この本のおかげで、娘たちが、どのような世界を見ていて、それが成長とともにどのように変化していくのかが、少し想像できました。
0歳児の成長には8つのステップがあって、その段階ごとに扱いにくくなる時期と扱いやすい時期が交互に訪れるそう。
娘たちの場合、本の通りにばっちり当てはまる！という感じはしませんでした。
それでも、「赤ちゃんにはこのような理由で泣きたい時期がある」と理解できたことは、心の負担を軽くしてくれました。
月齢に合わせた、赤ちゃんへの働きかけや、遊び方も紹介されています。
謎の多い０歳児と関わるためのヒントが満載の一冊です！
まとめ
この記事では、「私が双子妊娠中に実際に読んだおすすめ本13選」について紹介しました。
双子を出産した後は、なかなか本をゆっくり読む時間もありません。
また、二人の赤ちゃんを同時に育てるので、なかなか本に書かれているような理想的な育児ができないのも事実です。
それでも、知識があることで、うまくいくことも多いので、時間のたっぷりある妊娠中に色々と読んでおくのがおすすめですよ。
今回は以上です。
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