子供が公園から帰るのを嫌がって泣く・・!
どうすればスムーズに帰ってくれる?
- 双子と公園に行くのが大変な理由
- イライラなしに双子を公園から帰らせる方法
- お菓子(などのもの)で釣ることについて
hiyoko
この記事を書いている私は、2019年に双子の女の子を出産、現在子育て中。日々の育児で、私なりに工夫していることや、感じたことなどを発信しています。
2歳を前に双子娘たちのイヤイヤ期が始まりました。
困ったのが公園から帰るとき。「帰りたくない!」「まだ遊ぶ!」と泣いて騒ぐようになりました。
暴れる二人をベビーカーに乗せるのが大変すぎて公園に行くのも憂鬱になってしまいました。
せっかくの楽しい外遊びが泣いて終わるのは悲しすぎる・・これは何とかしないと・・。
子供たちを上手に帰らせる方法を調べて実践してみました。
結論を言うと「タイマー」と「小さなお菓子」を使うことで娘たちはほぼ泣かずに家に帰れるようになりました。
今回の記事では イヤイヤ期の子供を スムーズに公園から帰らせる方法をご紹介します。
双子を公園で遊ばせるのは大変
なるべく外遊びをさせてあげたいのですが、双子を連れて公園に行くのは大変です。
出かけるのが大変
そもそも出かけるまでが大変。
食事、おむつ替え、着替え、すべて二人分なので、時間がかかります。
何をするにもイヤイヤと抵抗する2歳児が二人だと、時間がかかりすぎて、お出かけを諦めたくなります。
安全の確保
公園に着いてからも、二人の安全を見守らないといけないので、気が抜けません。
常に二人を視野に入れながら、危険がないように、判断が求められます。
帰らせるのが大変
帰るのを嫌がった時、なだめながら抱っこして帰るということができません。
泣いても暴れても、とにかく一人ずつベビーカーに乗せて、ベルトを締めなければいけません。
2歳になって、動きも早く、力も強くなった、我が家の双子たち。
1歳の時と比べて、これらのすべてが一筋縄ではいかなくなってしまいました。
2歳を前に通用しなくなった方法。
1歳のときには簡単な方法で、2人をベビーカーに乗せて帰ることができました。
育児書でよく見かける「選択させる」という方法です。
抱っこで帰る? それとも 手手で(手を繋いで)帰る?
滑り台、あと1回滑ったら帰る?2回滑ったら帰る?」
そんな簡単な問いかけだけで、納得してベビーカーに乗ってくれていました。
しかし、2歳を前に、そんな方法が全く通用しない時が来ました。
どう諭しても、「まだ遊ぶの!」「帰らない!」と言い張って、木に張り付く、地面に張り付く双子たち・・!!
その時は、仕方なく無理やりベビーカーに乗せて帰りましたが、「ベビーカー乗らない!」「抱っこで帰る!」と大泣きでした。
このままでは、公園に出かけることが憂鬱になってしまう・・。なんとかしないと・・。
解決法を調べて、大騒ぎになる前に、こちらから先手を打ってみることにしました。
イライラなしで子供たちを公園から帰らせる方法。
私が使った方法は、携帯電話のタイマー機能と、小さなお菓子です。
これで、今のところ、大泣きにならずにベビーカーに乗ってくれるようになりました。
タイマー
まず、帰る時間になったら鳴るように、携帯電話のタイマーをセットします。
子供たちが認識しやすいように、電子音ではなく、音楽がなるようにしました。
「そろそろ帰るよのタイマー」(帰る10分前)と、
「本当に帰るよのタイマー」(帰る時間)の2回セットしました。
そして、家を出る前(あるいは公園でベビーカーから降ろす前)に、よく説明して聞かせます。
この音楽が鳴ったら、もうすぐ帰るの合図だよ。最後に好きなことをしよう。
この音楽が鳴ったら、本当に帰るの合図だよ。すぐにベビーカーに乗ろうね。
・・・
小さなお菓子
そして、ご褒美も用意しておきます。
それも、家を出る前(あるいは公園でベビーカーから降ろす前)に言い聞かせておきます。
泣かずにベビーカーに乗れたら、小さいお菓子をあげましょう。
泣いたら、小さいお菓子はあげません。
・・・おかし❤︎
お菓子は、卵ボーロや小さなクッキーなど、ほんの一口で終わるものにしておきます。
(ボーロなら4粒ほど。クッキーは1枚を親子3人で分けるくらい。)
我が家では、それまで市販のお菓子は与えていませんでしたが、ここでお菓子デビューすることになりました。
褒めることも忘れずに。
あとは、公園に着いて、タイマーが鳴るまで楽しく遊びます。
タイマーが鳴って、泣いたり騒いだりせずにベビーカーに乗れたら、約束どおり、お菓子を口に入れてあげます。
そして、「泣かずに乗れたから、お菓子をあげました。よく出来たね。」
と毎回忘れずに褒めます。
子供たちの反応は?
2歳少し前で、言葉の理解は進んでいたので、ルールを説明した時には、なんとなくわかっている風な様子でした。
そして、公園でタイマーの音楽がなった時の反応は、予想以上でした・・!
広い公園で、ベビーカーからは、かなり離れて遊んでいたのですが、音楽がなった途端、ベビーカーに向かって、とっとことっとこ歩き始めました・・!!
そのまま、すんなりと自分でベビーカーに乗り込むではありませんか・・!!!
子供たちの理解力に感心するとともに、親の接し方次第で、子供の行動がこれほど変わることにも驚かされました。
その後について
このやり方に変えてから、しばらくは、音楽が鳴ると意気揚々とベビーカーに乗り込んでいました。
ただ、慣れてくると、音楽がなっても、「まだ帰らない」と言い出すようになりました。
それでも、「ベビーカーに乗って小さなお菓子を食べよう」と誘ったり、それでもダメなら、「グズグズした子には小さなお菓子はあげませんよ」(本当にあげない覚悟で)と言うと、なんとか乗ってくれます。
今のところ、以前のような大泣き、大騒ぎは無くなりました。
おかげで、お出かけの時のストレスも減りました。
少し抵抗されるようになっても。タイマーで音楽を鳴らすことは続けています。
「そろそろ帰ろう」と言うタイミングを図らなくていいのが楽です。
それに、子供たちも、ママに帰ろうと言われるよりも、「タイマーが鳴ったから帰る」という方が受け入れやすそうです。
ベビーカーに乗ってから、少し景色のいい場所に移動しての、おやつタイム。
その時間が、まだ帰りたくなくて悲しい気持ちを、癒してくれているようです。
お菓子(などのもの)で釣ることについて
これまで、お菓子やジュースなどは与えずに育ててきましたが、ここに来て、少しだけ解禁することにしました。
子供に言うことを聞かせるために、お菓子(などのもの)を与えることについて、私が思ったことについても書いておきます。
それは・・、
✖️泣いたり騒いだりした子供を、黙らせるためにお菓子を与える
◯約束を守れたことのご褒美として、お菓子を与える
ということです。
泣いたり騒いだりした子供を黙らせるために、お菓子やジュースを与ると、子供は騒げば良いことがあるとすぐに覚えてしまいます。
良い行動のご褒美として、お菓子がもらえれば、その良い行動が強化されます。
2歳児はまだ理屈がわかりません。思い通りに動いて欲しい時には、目の前のわかりやすいモチベーションを与えてあげる必要があります。
そのために、お菓子を使うのは、「アリ」なのではないかと思いました。
お菓子をご褒美として使えるように、なんでもない時にお菓子やジュースを与えるのは、まだしばらくはやめておくつもりです。
おおすすめの育児書
最後に、叱りつけることなく、子供が自ら動くようにするために、おすすめの書籍を紹介します。
▲遊戯療法(プレイセラピー)と行動療法に基づいた、PCIT(親子相互交流療法)の本。
PCITは問題行動が激しい子供向けの治療法ですが、子育て全般に役立つ内容です。
大声を出すことなく、子供に言うことを聞いてもらう具体的な方法が紹介されています。
まとめ
この記事では、私が実践した「2歳の子供を公園からスムーズに帰らせる方法」をご紹介しました。
何でもイヤイヤの2歳児の相手は大変です。
双子だと尚更で、毎日イライラさせられっぱなしです。
それでも、可愛い子供たちと、なるべく笑顔で過ごしたい!
叱り・脅しの言葉をできるだけ使わないですむように、子育てスキルを学びながら、接し方を工夫していきたいと思います。
今回は以上です。