トイトレ

【双子のトイトレ】我が家のやり方〜オムツしたままトイトレ作戦〜

双子のトイトレ イメージ
うーたん

双子のトイトレ のやり方は?

オムツをしたままトイトレ はできる?

こんなお悩みに役立つ記事です。

本記事の内容

  • 双子のトイトレ が大変な理由
  • 我が家のトイトレ作戦

本記事を書いている人

hiyoko

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この記事を書いている私は、2019年に双子の女の子を出産、現在子育て中。双子妊娠や双子育児について、実際の経験に基づく情報を発信しています。

大変な離乳食期を乗り越え、双子育児も軌道に乗ってきた頃・・次に悩まされるのが「双子のトイレトレーニング」

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「二人同時」に行う難しさから、育児本に紹介されている方法が参考にならない・・。

初めての育児で何もわからない中、どうやって双子のオムツを外すのか・・私もトイトレ に関してはかなり悩みました。

結論を言うと、我が家の双子の娘たちは、2歳9ヶ月の夏に、無事にオムツを卒業しました。

ほとんどおもらしをすることなく、二人そろって、あっけないほどスムーズにパンツに移行できました。

しかし、その前には、2歳になる前から始めた、オムツを履いたままの長期のトレーニング期間がありました。

今回の記事では、長期戦で行った、我が家の双子のトイレトレーニングについて振り返ってみたいと思います。

双子のトイトレ が大変な理由

トイトレ

双子のトイトレ は、このような理由で大変です。

二人同時にもよおす

我が家の、一卵性双子の娘たちは、トイレのタイミングまで気が合います。

食事中など、二人同時に「うんち出そう〜」と言い出すことも多いです。

もう一人を放置してトイレに行けない

トイレのタイミングが違う時も問題です。

まだ幼いので、トイレに行かない方の子供を一人で放っておく訳にいきません。

おもらしの回数が2倍

1人でも大変なおもらしの処理。

それが2倍になったとき、親の忍耐力にも限界がきそうです・・。

日々の生活に余裕がない

トイトレ時期は2〜3歳前後。この頃の双子のお世話はまだ大変です。

身の回りの世話にまだ手がかかる上に、イヤイヤ期も重なって、何をするにも時間をとられます。

そこに、さらに二人分のトイトレの負担が加わると考えると、日常生活が回らないような気がしてしまいます。

いきなりパンツ作戦は無理

多くの育児本に書いてあるのが、「いきなりパンツ作戦」

オムツをしたままトイレトレーニングしても、子供はなかなかできるようにならない。
それなら、部屋の濡れて困るものを片付け、いきなりパンツを履かせて、おもらし覚悟でトイレを覚えさせようという方法です。

その方法は理にかなっていると思います・・が、双子に実践するのは大変すぎます。

おもらしをした時に、決して怒ってはいけないと言いますが、冷静でいられる自信は、私にはありませんでした。

(↑ネントレでお世話になったジーナさんの本も参考にできませんでした。)

我が家のトイトレ作戦

おまるイラスト

そこで、私がとった作戦は、「オムツをつけたまま、おまるでの排泄に慣れて、ある程度大丈夫と確信してから、パンツに切り替える」というものです。

オムツをつけたままのトイトレ に関しては、本などの情報がなく、子供たちの様子を見ながら試行錯誤ですすめることになりました。

結果的に、我が家のトイトレ はこんな流れになりました。

  • おまるを二つ購入(1歳8ヶ月)
  • おまるの使い方を理解し、座ってみる(1歳9ヶ月)
  • うんちだけ、おまるで100%できるようになる(まだオムツ)(2歳半)
  • パンツに切り替えて、おしっこもおまるでできるようになる(2歳9ヶ月←現在ここ)
  • トイレを使えるようになる(これから)

こうして見ると、我が家は約1年かけて、じっくりトイトレ に取り組んできました。

一つ一つ、詳しく説明していきます。

おまるを二つ購入(1歳8ヶ月)

二人同時の大変さを考え、トイレでのトイトレ は早々に諦めました。

トイトレ にはおまるを使うことに決め、おまるを二つ購入しました。

リビングにおまるを二つ置いておけば、二人が同時にもよおしても大丈夫ですし、一人の排泄に付き合いながら、もう一人の面倒も見ることができます。

おまるを洗う手間はありますが、双子の場合は特に、トイレよりもおまるを使ってトイトレ をした方が、「二人同時」の大変さを乗り越えやすいと思います。

ちなみに、おまるは、ハイチェアも愛用している、ベビービョルンのものを購入しました↓

おまるの使い方を理解し、座ってみる(1歳9ヶ月)

おまるの使い方を理解させる

おまるを置いておくだけでは、おもちゃにされるだけで終わってしまいます。

おもちゃにしようとしたら、取り上げて高いところに置くなどして、遊びに使ってはいけないと、何度も教えました。

おまるの使い方を理解させるには、絵本が役に立ちました。

▼役に立った絵本
(すべて、おまるを使うシーンが出てきます。)

絵本の他には、私がトイレを使う様子を見せて、説明したりもしました。

おまるに座れるようになる

次に実際におまるに座らせてみようとすると、何か怖いらしく、激しく抵抗されてしまいました・・。

双子ちゃん

いやー!!!

ここで無理強いしてはいけないので、しばらく、おまるは放置されていました。

その後、お風呂に入る前、裸になったときに、たまに座ってくれるようになりました。

最初は「座るだけでいいよ」と言って座らせていましたが、ある時、「出た」というので見てみると、おしっこが入っていました(感動)。(1歳9ヶ月)

それからしばらくは、お風呂の前だけ、おまるでおしっこしてみる、という習慣が続きました。

いつもできるわけではなく、出たり、出なかったりという感じでした。

うんちだけ、おまるで100%できるようになる(2歳半)

うんちイラスト

きっかけは次女から

その後、トイトレ に進展があったのは2歳を過ぎてから

きっかけは、双子の次女が作ってくれました。

オムツ交換をした後、オムツをはかずにリビングをウロウロしていた次女。

おしっこを床に漏らしてしまいました。

そのことを反省したらしく、次にオムツ交換をした後、自分でおまるに座って、おしっこをしたのです。

それから時々自分でおまるに座るようになり、ある日「うんちもでた」というので見てみると、本当におまるにうんちが入っていました(感動)。(2歳1ヶ月)

シールで行動を強化

この良い流れを逃さないように、「うんちはおまるでする」という行動を強化していくことにしました。

うんちをする前に「うんちが出そう」と言ってね、と何度も教え、おまるで出来たらシールを貼るという決まりにしました。

おまるシール表

オムツでうんちをしてしまった時は、「うんちはおまるでするんだよ」と繰り返し教えました。

このやり方で、次女はどんどん、おまるでうんちの成功率が上がっていきました。

長女は、最初は拒否していましたが、次女がシールを貼っていく様子に触発されて、おまるでうんちに挑戦するようになりました。(2歳3ヶ月)

そうして、2人とも、2歳半になる頃には、うんちだけは、ほぼ100%おまるでできる、という状況になっていました。

おしっこは、うんちのついでに出れば、おまるでするという感じでした。

うんちからトイトレ に取り組むメリット

我が家では、次女の行動がきっかけで、うんちからトイトレ に取り組む流れになりました。

振り返ってみると、うんちからトイトレ に取り組むメリットは大きかったです。

  • パンツに切り替えた時、うんちを漏らされるのを避けられる
  • 尿意より便意の方が感じやすい
  • うんちの方が我慢できるので、おまるに間に合いやすい
  • うんちは回数が少ないので、シールなどご褒美があげやすい

うんちをおまるでしてくれるだけでも、オムツ替えの負担がグッと減って、育児が楽になりました。

子供にとっても、うんちをオムツにした後に、お尻を入念に拭かれる煩わしさがないので、慣れると、おまるでする方を好むようになりました。

ただ、うんちをおまるでするには、うんちが固くなく、スルッと楽に出るのが重要なので、野菜をしっかり食べるなど、食事の面も大事になってくると思います。

パンツに切り替えて、おしっこもおまるでできるようになる(2歳9ヶ月)

うんちだけ、ほぼおまるでできる状態で、まだオムツをつけて、娘たちは4年制の幼稚園に入園しました。

幼稚園では、オムツのまま、先生と一緒にトイレに行き、おしっこをする練習をさせてもらえました。

一学期は、幼稚園生活に慣れるのが大変なので、無理をせずにオムツで通いました。

そして、幼稚園の夏休み、思い切って、オムツからパンツに切り替えました。(2歳9ヶ月)

娘たちは、パンツを見つけると、可愛い柄に喜んで履きたがり、オムツを脱ぎ捨ててあっさりとパンツを履きました。

「パンツにおしっこをしてはいけないよ。おまるにするんだよ。」と言って聞かせていたのも理解していたようで、素直におまるでおしっこをしてくれました。

おまるに慣れていて、抵抗感がなかったのも大きいと思います。

最初の数日は、パンツを濡らしてしまうことが一日1回ほどありましたが、それもすぐになくなりました。

はじめは、時間を見ておしっこに誘っていたのも、自分で尿意に気づく様子が見られたので、寝る前と外出前以外は、声をかけず見守ることにしました。

こうして、思っていたよりもあっさりと、オムツからパンツへの切り替えは成功しました。

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トイレを使えるようになる(これから)

トイトレ  イラスト

この記事を書いている時点で、娘たちにまだ家のトイレは使わせていません。

幼稚園や外出先ではトイレを使っています。

小柄なのでまだトイレが使いにくそうなのと、二人同時にトイレに行きたがったりする、双子ならではの難しさがあるからです。

もう少し体が大きくなり、双子が自分たちで譲り合って使えるようになるまで、家ではまだしばらく、おまるを使ってもらうつもりです。

まとめ

この記事では、我が家の双子のトイレトレーニングについてご紹介しました。

もう一度、我が家のトイトレ の流れを載せておきます。

  • おまるを二つ購入(1歳8ヶ月)
  • おまるの使い方を理解し、座ってみる(1歳9ヶ月)
  • うんちだけ、おまるで100%できるようになる(まだオムツ)(2歳半)
  • パンツに切り替えて、おしっこもおまるでできるようになる(2歳9ヶ月←現在ここ)
  • トイレを使えるようになる(これから)

我が家では、2歳前から早めにトイトレ を始めて、約1年かけてスモールステップでゆっくり進めていきました。

時間をかけた分、叱らずに子供の自発的な行動を待つことができたので、結果的には良かったと思います。

トイトレについては、個人差が大きいと思うので、参考になるところがあるかはわかりませんが、一部分でも何か役に立つことがあれば幸いです。

今回は以上です。

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